1〜3月の読書日記、実用書編です。
思えば小学生の頃から、お年玉や図書券(いまはもう全て図書カードになってしまったそうですね)を貰えば本を買い、プレゼントのたびに本をリクエストしていた筋金入りの本好きです。
大学生〜社会人数年目までは、本を読むといえば内訳はざっくり6割小説、3割エッセイ、その他が残り、という状態。
しかしながら、多少経験を積み中堅と呼ばれるようになってからは、気づけば仕事に使える本である実用書・自己啓発書の比率が高くなってきました。
特に最近は激増している実感があります。
ちなみに好きな本屋は何を買うかで変わるタイプで、
・小説なら三省堂有楽町本店、
・実用書なら丸善丸の内本店、
・参考書なら紀伊國屋新宿本店、
・専門書ならジュンク堂池袋本店、
・雑誌ならブックファースト
が好きです。
人生で一番通った本屋は新宿のLUMINE1にあったブックファースト!
大学生の頃は併設されていたスタバで延々とレポートや卒論を書きつつ、休憩がてらいろいろ本を物色するのが好きでした。
スタバが併設ではなく隣の別店舗になってしまってからも、LUMINEカードのおかげで5%OFFになるので、新宿が通勤途中だった頃はそこそこの頻度で通っていたのですが、今年の頭に閉店してしまったと聞いて時代の流れを感じます・・。
えーーーーーーーーーーーーー
— keiko ogawa (@ogakeroncho) 2024年1月30日
ルミネ新宿のブックファースト、明日で閉店だって!!😭 pic.twitter.com/D0whhROkS0
最近は富士の国在住で、東京に行くなら新幹線が基本になってしまったことと、自分の読む本の比率で実用書が激増しているため、もっぱら丸善ばかりに通っています。
そして丸善は、1万円以上買うと無料で配送してくれるので、それを言い訳に一度行くとほぼ毎回1万円以上買って送ってしまいます。
だって新幹線で帰るのに、ハードカバーが基本の実用書は重いんですもん。。
そして実用書は本当に高い・・・!これは丸善が一番経費がかかっていそうな行き届いた内装であることにも現れているような気がします。
それでも本好きとして、手元に残したい本は頑張って紙で、そして可能な限り本屋で買います。
前置きはこれくらいにして、読書日記本編です。
実用書編
清水大吾「資本主義の中心で、資本主義を変える」
https://note.com/np_publishing/n/nb18db682aa0e
宮川壽夫「[新解釈]コーポレートファイナンス理論」
https://www.diamond.co.jp/book/9784478116715.html
私は金融市場に深く関わる仕事をしているのですが、自分たちも、ステークホルダーの皆さんも、第一にどうやったらお金を稼げるかを優先しないといけない仕事です。
自分の倫理観と職業的な倫理観が、完全に一致すれば良いのですが、仕事ってそうでない側面もとても多いのですよね。。。
この2冊は、私と似たような職種で似たようなモヤモヤを抱えている方がいたら、とてもおすすめです。
清水さんの書籍は、天下のゴールドマン・サックス証券で、お金を稼ぐこと・資本主義的に成功することを目的に置かず、資本主義を手段的に使い、より社会的にインパクトをもたらすような付加価値を創出しようとしていることにとても共感を覚えました。
最終的に何を学ぶかは人それぞれだと思いますが、読み物としてもとても面白いです。
この中央公論のインタビュー記事は結構好きなやつです😍
— 清水大吾(Daigo Shimizu)「資本主義の中心で、資本主義を変える」を出版! (@shimizudaigo6) 2024年1月9日
やっぱりメディアというのは、誰が記事を書くかで大きく変わりますよね。
ビューを稼ぐための煽り記事が多い昨今、地味だけど本質的なメディアに注目したいところ。
「ビジネス書ではなく、哲学書として読んでほしい」https://t.co/JUvXCNJV6k
宮川さんの書籍は、初学者には結構とっつきにくいコーポレートファイナンスの理論を、シンプルでわかりやすく、少し哲学的な考え方も踏まえて解説してくれます。
経営学部の学生さんや、事業会社で財務部に急に配属・異動になった方など、まずは手っ取り早くコーポレートファイナンスの考え方のエッセンスを知りたい方におすすめです。
もし自分のチームに未経験の新メンバーが入ってきたら、この2つの書籍は参考図書にしたいと思うくらい気に入りました。
見坊行徳・三省堂編修所「三省堂国語辞典から消えたことば辞典」
https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/dict/ssd36624
YouTube Premiumに登録しているくらいのYouTubeヘビーユーザーなのですが、サブスクライブしているチャンネルの1つに有隣堂のYouTubeがあります。
書店のYouTubeとは思えないくらい型破りなトークと、みみずくという設定のぬいぐるみMC「ブッコロー」のツッコミが結構面白くて3年くらい前から見ています。
そこで紹介されていた1冊です。
このYouTube見ていただいて興味を持たれたらぜひ書店で中身を見てみてください。
ちなみにこちらは、私個人的にはモヤモヤするポイントがないわけでもない、100点満点で50点くらいかなと思ったのですが、面白いページもあり、ぜひ書店でパラパラみて気に入ったらお迎えしてみて欲しいです!
もう何冊か読んでいるのですが、専門書・実用書が多くて中身をレビューするものでもないので一旦この辺で。
本は好きなので定期的に読んだ本紹介していきたいと思います。
こちらも最後までお読みいただきありがとうございました。